KNIT WEAR
こんにちは
RAINMAKER KYOTOです。
2018年も残すところあとひと月、早朝の空気は しんと澄み
本格的な冬の訪れを感じさせる季節となってまいりました。
そこで今回は、コート等のインナーとして・冬の室内着として
編み柄変化によって表現したシャドウノルディック・セーター。
ノスタルジックなイメージの強いモチーフを色の変化ではなく
ノスタルジックなイメージの強いモチーフを色の変化ではなく
編み柄のみで再現することでモダンな印象を与えることを目指し作成しました。
▽素材 _
防縮ウール 2/30 5 本撚り合わせ。
5 本撚りをすることにより編み目がきれいになり
▽素材 _
防縮ウール 2/30 5 本撚り合わせ。
5 本撚りをすることにより編み目がきれいになり
地柄をより綺麗にはっきりと見せています。
伝統的なアラン・セーターの柄を斜めに配置し
モダンに編み上げた V ネックセーター。
モチーフに習い手編みで仕上げました。
モチーフに習い手編みで仕上げました。
アラン・セーターはフィッシャーマン・セーターの一種で
アイルランドの西海岸ゴルウェー湾にのぞむ
イニシモア/イニシマン/イニシイアという3つの
小さな島で構成されるアラン諸島で誕生しました。
小さな島で構成されるアラン諸島で誕生しました。
アラン諸島は草木もろくに育たない岩だらけの島で、
厳しい環境で半農半漁の生活を営み、
冬の海は常に荒れて遭難も後を絶たなかったといいます。
そして不慮の災難にあった場合には、
着ているセーターの模様でどこの島の誰なのかがわかるようにと、
個人識別と家紋のような役割もあった様です。
また、その模様のひとつひとつには
編む人々の祈りや願いが込めれらていると言われており
セーターを着る家族の成長や幸せを願って大切に編み込まれ、
同じような形状の模様も各家庭によって呼び名や意味も少しずつ異なるそうです。
勤勉にはたらく蜂への賛辞であり、
蜂が貴重な蜜を集めるように骨の折れる仕事に対する報酬であるといわれています。
また、漁に使う網を広げた情景という意味もあります。
ダイヤモンド模様_
ダイヤ柄は海や陸から得られる宝物や成功、それら富や財宝の象徴であり、
結婚生活や人生の浮き沈みをもあらわすと言われています。
ケーブル模様_
ケーブルは漁師の使う命綱、
農夫の収穫物を束ねる綱の意味があります。
バスケット模様_
魚でいっぱいになった漁師のカゴを表現しており、
大漁を願う意味があります。
▽素材 _
1/12 シェトランドウール。
手編みにて大きな地柄を作ることによって凹凸がはっきりとし、
洗いをかけることによってふくらみ、軽く仕上がっています。
▽OBLIQUE V-NECK ALAN KNIT / WHITE
▽OBLIQUE V-NECK ALAN KNIT / GRAY
▽OBLIQUE V-NECK ALAN KNIT / NAVY
今週末から週明けにかけては、
日本列島上空に強い寒気が流れ込み、
全国的に真冬の寒さが到来する予報。
皆さま、体調など崩されぬよう
どうぞお健やかにお過ごしください。
どうぞお健やかにお過ごしください。
RAINMAKER KYOTO
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Kyoto 604-8165 JAPAN
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