紡ぐ

こんにちは
RAINMAKER KYOTOです。

今回はRAINMAKERの
ニットアイテムご紹介致します



ニット製品は大きく分けて
ローゲージニット/ミドルゲージニット/ハイゲージニット
と呼ばれる3種に分類されます。

ローゲージとは太糸でざっくりと編まれたニット。
ハイゲージとは細糸で編み目の細かいニット。
ミドルゲージのその真ん中に位置するニット製品を指します。


今回はRAINMAKERからリリースのハイゲージニットと
ミドルゲージニットの2種をご紹介致します。



まずは、ハイゲージニット。
今シーズンは世界一品質管理に厳しいと評される
ドイツSUDWOLLE社製のウールシルクの混紡糸を選択しました。

私達RAINMAKERはハイゲージニットを秋冬シーズンに
Tシャツの代わりとしてご着用願いたいと考えております。

そんな想いで選択した『75%メリノスーパーファイン120’ / 25% シルクの混紡糸』は 
ソフトでシルクのような光沢と滑らかな風合いが特徴です。
画像の様にシャツの上に重ねても、Tシャツやタンクトップ等の
肌着の上に着用してもサラっとした質感で
ストレスの無い着用感を実現しました。



肘から袖口までに配色を施した
程よいデザイン性を備えた BLOCK ELBOW CREW NECK KNIT










シンプルながらも男性的な3cmの太巾の衿と
裾口にスリットをあしらう事で
着用時に腰から裾がずり上がってくる事を防ぐ
工夫を凝らした V NECK WITH SLIT








続いて、ミドルゲージニット。
ミドルゲージニットには、山形県寒河江市に所在する
1932年創業の紡績ニット会社『佐藤繊維株式会社』で紡績された
ベビーアルパカ 65% アクリル 35% の細く柔らかな糸を使用した

希少性の高いベビーアルパカは軽量かつ保温性の高さが特徴的。
袖を延長させ、衿グリの一部を形成しています。


また、袖口/裾口リブには横方向走るピンタックをあしらい、
全体に立体感を与えています。






本品で使用した糸を生み出した『佐藤繊維株式会社』さん、
繊維業界以外でも
耳になさった事のある方もいらっしゃるかもしれませんが
『米国オバマ大統領の就任式でミッシェル夫人が着用されたカーディガン』

このカーディガンで使用された糸が
佐藤繊維さんの糸だった事が分かり大きな話題を呼びました。



また、佐藤繊維さんはグッチやランバン/イブサンローラン等
世界的なビッグメゾンからも注文が入る日本が誇る繊維会社なのです。

そんな佐藤繊維さんも順風満帆では無かった様。
一時は他の繊維業界同様に海外生産品に市場を奪われ
危機的状況に追い込まれた事もあった様です。

それを好転させたのは佐藤繊維4代目社長の佐藤正樹氏の
作り出す喜び/本物への拘りをのせた
『糸作りへの一途な想い』です。


この様な『想い』は
私達 RAINMAKER が強く共感する
『モノ作りへの真摯な姿勢』です。

今回ご紹介した佐藤繊維株式会社さん以外にも
国内には強い信念を持ってモノ作りに
取り組まれている企業がたくさん有ります。

このブログを介し、微力ながらも
そんな『想い』を紡いでゆければと思います。




RAINMAKER KYOTO
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